美容再生医療について感じる事

美容クリニックにおける再生医療

私は美容の再生医療に大変興味があります。というのもお化粧品の成分を浸透させたり、点滴、注射等で直接身体に取り込んで行く方法による副作用が気になる為です。美容の再生医療ではPRP治療という、自己血小板を使用したアンチエイジングがありますが、メリットはまず安全である事。そして、理論上は何回受けても副作用もなく、徐々にお肌の細胞が若返って行くので、リフトアップ等の引きつったような不自然な若返り方ではない、自然なアンチエイジングが可能だという事です。また、脳梗塞の後遺症では顔だけでなく、年齢の出やすい首元や手の甲等にも注入可能なので、とても期待ができます。ただ、イメージとしてはやはり劇的な効果は出ないのかなという点です。もちろん回数を重ねれば、目に見えた効果も感じられるのかもしれませんが、即効性のある治療でもないので、1回受けただけではあまり効果を感じられないんじゃないかと思っています。今は亡き祖母は長年地元の内科クリニックに通院しており、私たち家族は交代で付き添っていました。先生は年配で愛想のないクールな感じの男性で、気さくに相談できる雰囲気ではなかったため、私は内心苦手でした。反面祖母本人は全く気にする様子もなく、受診日には必ずお洒落して、先生に会うのを心待ちにしていたのです。そんな感じで通院を一種のお出掛けのように楽しんでいた祖母でしたが、体は徐々に衰え、ついには外出が不可能になりました。私達家族は当然別の療養型病院などへ紹介になるのだろう考えました。しかしその時、これまであまり話してこなかった先生から意外な提案があったのです。それは「Aさんは前から亡くなったご主人と50年以上暮らしてきた自宅で最期を迎えたい、先生宜しくねと言ってたんです。これからは往診や訪問看護で対応して、できる限りAさんの希望に沿いたいのですが、ご家族も協力していただけますか」というものでした。先生と祖母との間にそんなやり取りがあったなんて正直驚きました。家族は気付きませんでしたが、祖母は先生の人柄をしっかりと見極め信頼関係を築いていたのです。それから先生は在宅医療に必要な手配や家族への教育等を進め、定期的な往診や訪問看護、訪問リハビリが受けられるようになりました。容態が悪化した時は連携病院が満杯で受け入れ困難な時も、自宅から近い病院が良いだろうからと地元の病院に粘り強く交渉し、その都度入院できるよう尽力してくれました。結局祖母は重い持病があったにもかかわらず、祖父と暮らした愛着ある自宅で限界まで過ごすことができ、入院したのは意識が薄れた最後の数日だけでした。祖母の人生の終焉が本人の思う通りに実現できたのは先生のおかげです。私は最初先生にあまり良い印象を抱いていなかった自分を反省しました。年齢を重ねてもなお、人への愛情や医師としての志を持ち続け、地域で励む先生に人々は守られているのだと感謝する体験となりました。

即効性や副作用は?

それでも副作用なしに自分の血液がアンチエイジングの薬になるのは本当に素晴らしい夢のような技術だなと思っています。最近は再生医療というのが当たり前になってきました。ひと昔前までは再生医療はまだ到底実現不可能というイメージがありました。ですが最近は自分の細胞を培養して再生した部位を使って再生させるのが現実になってきました。それはやはり他人の臓器を使って手術をしても拒絶反応が出て上手くいかない事が多くて苦しむ人がいたから発達したと言っても過言ではないです。ですから今後はさらに再生医療の技術が進歩してさらに多くの場面で再生医療がいろんな医療の現場で使われていくと思います。それぐらい今の時代は再生医療が当たり前になってきたと言えます。ただ実際に再生医療が可能になったと言ってもまだ再生医療が簡単にできるよういなったとは言えないです。なので今はまだ再生医療が現実になったという程度で誰でも再生医療で治療ができるようになったという感じでないです。でも今のペースでいけばそのうち再生医療が当たり前に行われるようになるとは思っています。

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